妙義山 10F(53×45.5㎝) 篠原昭登 作

¥220,000

この作品は、情感を帯びた筆触と鮮やかな色使いが特徴の油彩画です。

壮大な妙義山の姿は青色の濃淡の使い分けによって描かれており、その麓には人々が住む家々や田園風景が広がっています。

山の荘厳な形状と前景に描かれた人々の暮らす集落とのコントラストが鮮明で、自然と人間との共生を感じさせます。

作者はこの絵画を通して、日本の自然の美しさとそこに息づく人々の生活の一端を独自の色彩感覚で力強く表現しています。

 

1927年 長野県茅野市生まれ

1949年 東京第三師範学校卒業(現東京学芸大学)専攻 美術

1952年 一水会展初出品、入選

1958年 日展初出品、入選

1967年 一水会展佳作賞、以後3回受賞

1968年 一水会会員推挙

1975年 この頃よりかや屋根の山村に惹かれて描く

1977年 一水会委員推挙

1984年 仕事場を東京より茅野市に移す
篠原昭登自選展(茅野市美術館)

1990年 日展特選

1994年 日展特選

2003年 画集「里山に生きて」出版記念展(茅野市美術館)

2004年 第36回日展審査員委嘱
画文集「里山」出版

2005年 日展会員推挙

2008年 個展「八ヶ岳山麓に魅せられて」(茅野市美術館)

2020年 6月28日 死去