庭にて  21×21cm 山川輝夫 作  

¥180,000

淡いピンク色と水色の配色が一見するとかわいらしい雰囲気を持ちながら、複雑さと不思議さを兼ね備えた作品です。

植物のように見えるもの、人間の眼のように見える形、様々な要素がつまっています。庭の小さな空間が幅広い可能性を秘めており、鑑賞者の好奇心を刺激します。

庭はまるで秘密の世界のようで、どんな不思議が待っているのか、想像が無限に膨らむ作品です。

 

1940年 東京都八王子市に生まれる

1964年 東京芸術大学油画科を卒業(卒業制作「無いものねだり」で大橋賞受賞)

1966年 同大学大学院修了

1969年 女子美術短期大学非常勤講師(1974年迄)

1981年 東京芸術大学助教授に就任

1986年 翌年にかけて、文部省在外研究員としてイギリスで研修

国際形象展、十騎会展、黎の会展、杜の会展などでグループ展と個展

1992年 死去

同年4月、東京芸術大学芸術資料館にて山川輝夫遺作展が開催され、卒業制作から近作のシリーズに至る30余点が出品された