山里の春 8F(45.5×37.9㎝) 大久保作次郎 作

¥132,000

作品には、春の訪れを告げるような山間の風景が広がっています。

山々はまだ少々雪をかぶっており、冬の名残を感じさせます。

温かみのある色使いが春の息吹を感じさせ、裸木の樹々や地面の草花も徐々に色づき始めている様子です。

この作品は、季節の変化と自然の循環を捉えており、画家の感性が感じられる詩的な一枚といえるでしょう。

 

1890年 大阪市生まれ 旧姓・氏原

1915年 東京美術学校西洋画科卒業(同校研究科に進み、1918年修了)

1916年-1918年文展特選

1923年 渡仏

1927年 帰国 帝展審査員

1935年 多摩美術大学教授

1936年 創元会を結成

1950年 日展運営会参事 また同年より旺玄会会員(1954年まで)

1955年 新世紀美術協会を結成

1958年 日展評議員

1960年 「市場の魚店」で日本芸術院賞受賞

1963年 芸術院会員、日展理事、

1966年 勲三等瑞宝章受章

1969年 日展顧問

1973年 死去