憩うプリマ 8F(45.5×37.9㎝) 小島俊男 作

¥176,000

この絵画は、プリマバレリーナが公演の合間にほっと一息ついている瞬間を捉えた油彩画です。

彼女の姿勢からは、静けさと内省の雰囲気が感じられ、衣装と髪飾りの白が純粋で清潔な雰囲気を演出しています。

背景の抑えた色調によって、バレリーナとのコントラストを生み出し、彼女の存在を際立たせています。

この作品は、プリマの穏やかな休息の時を表現しており、その静謐な雰囲気が鑑賞者にも伝わってきます。作者は細やかな観察眼によって、プロフェッショナルな世界の舞台裏の一コマを描き出しています。


1935年 愛知県に生まれる

1962年 東京芸術大学専攻科修了(小磯教室)、大橋賞受賞

1964年 新制作展 新作家賞受賞

1967-69年 フランス政府給費生としてパリ国立高等美術学校に学ぶ

1981年 杜の会展参加以降毎年出品

1986年 中日新聞「天馬無限」挿絵担当、文部省研修在欧

1989年 日本経済新聞「褐色の祭り」挿絵担当

1990年 白日会、内閣総理大臣賞受賞

1991年 始めに美ありき展、青山会創立

1996-2000年 12作家12(神田画廊)毎年出品

2000年 白日展 中澤賞受賞

愛知県立芸術大学教授・白日会副会長