教会の見える丘  55.5×76cm ミッシェル・ロッド 作 リトグラフ 257/300

¥55,000

こちらの絵は、あたたかく柔らかな色調で描かれた牧歌的な風景を捉えています。

視点は高く設定されており、一望できる村落の景色が広がっています。

遠方には教会の塔が空に向かって突き出ているのが見えます。周囲には山々や豊かな緑の木々があり、生命の息吹を感じさせます。前景には、大地が広がり、そこに点在する枯れ木が時間の経過と自然の厳しさを物語っています。空は青く広がり、大きな雲がゆったりと流れています。

この風景は、時間の流れを忘れさせる静けさと 自然と共生する人々の生活が感じられるような作品です。


1913年 南フランス生まれ

パリで法律、政治学を修め、仕事のかたわら絵を学ぶ

1946年 サロン・ドートンヌなどのサロンに出品

1952年 フェリス大賞受賞

1954年 作品をパリ、アルジェ美術館が買上げ

1953年 パリ美術工芸学校、グラン・ショミエールで教鞭を取る

2009年 死去