私 10P（53×41㎝） 畠中光享 作
¥550,000
この作品は、穏やかで控えめな色使いが特徴で、モデルの静かな内面の美しさを強調しています。
女性の顔はシンプルな線で描かれており、その表情には落ち着きとどこか遠くを見つめるような憂いが感じられます。
背景の落ち着いた色は、女性の静謐な美しさを際立たせています。
この作品は、シンプルでありながら深い感情の表現を含んでおり、自己の内面を見つめ直すきっかけとなるような作品といえるでしょう。
インドから日本に至る仏教美術の伝来に造詣が深く、インドの民俗や仏伝など仏教を題材にした作品が多い。宗教家としてまた画家として、インドを中心とした歴史的な作品の研究を通じてテーマを見出し、絵画制作をもって絵の本質と生き方を考えることを信条とする。
1947年：奈良県に生まれる／1977年：第21回シェル美術賞／1978年：第１回東京セントラル美術館日本画大賞／1987年：第５回京都府文化新人賞／2002年：日経日本画大賞／2004年：第22回京都府文化賞功労賞／2014年：京都美術文化賞／2015年：京都市文化功労賞など、受賞歴多数
●元京都造形芸術大学教授