蕎の花咲く 4F(33.4×24.3㎝) 篠原昭登 作

¥88,000

こちらは、生命力溢れる蕎の花の風景を大胆な筆触と色彩で描いた油彩画です。

山々が連なる遠景には落ち着いた青が使われており、手前の蕎の花々は白色を基調にして力強く描かれています。白い花々に覆われた面積は、明るく希望に満ちた雰囲気を漂わせています。

この作品は、自然の豊かさと季節の移り変わりを感じさせる日本の風景の一コマを生き生きと表現している一枚です。

 

1927年 長野県茅野市生まれ

1949年 東京第三師範学校卒業(現東京学芸大学)専攻 美術

1952年 一水会展初出品、入選

1958年 日展初出品、入選

1967年 一水会展佳作賞、以後3回受賞

1968年 一水会会員推挙

1975年 この頃よりかや屋根の山村に惹かれて描く

1977年 一水会委員推挙

1984年 仕事場を東京より茅野市に移す
篠原昭登自選展(茅野市美術館)

1990年 日展特選

1994年 日展特選

2003年 画集「里山に生きて」出版記念展(茅野市美術館)

2004年 第36回日展審査員委嘱
画文集「里山」出版

2005年 日展会員推挙

2008年 個展「八ヶ岳山麓に魅せられて」(茅野市美術館)

2020年 6月28日 死去